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※2023年12月17日:2024年度版の最新情報をUP致しました
こんにちは、昔から深大寺の空気感や雰囲気が大好きなRiaです。
今回は、厄除けで有名な「深大寺」の厄除け祈願(護摩祈願)についてご紹介します。
古くから厄除けスポットとして名を馳せる「深大寺」は、豊かな緑や湧き水に囲まれる、関東屈指の由緒ある古いお寺です。
深大寺に祀られている元三大師堂の「元三大師」、深沙堂の「深沙大王」には、それぞれ厄除け・魔除けにまつわる古話が残されています。
- 元三大師:別名「角大師」「厄除け大師」と呼ばれ、元三大師が描かれたお札には強い魔除けの効果があると信じられている
- 深沙大王:疫病を除き、魔事を遠ざける神とされている
そのため、年の初め(特に三が日!)には、今年一年、自らの身に災厄や邪気が寄ってこないよう、ご祈願を受ける人たちが大勢押し寄せます。
そこで、今回の記事では、
- 深大寺の護摩祈願とは?
- 深大寺で護摩祈願を受ける際の注意点は?
- 深大寺の厄除け(護摩祈願)って実際どうなの(体験談)?
- 厄除け(護摩祈願)の申込方法・時間・料金は?
- 深大寺の護摩札の種類は?
など、深大寺の厄除け(護摩祈願)のあれこれについて詳しくまとめてみました。
2024年に前厄・本厄・後厄に該当する方はもちろん、護摩祈願を受けようとしている方々の参考にして頂ければ幸いです。
※厄年表・一部画像・情報ソースの引用元は深大寺公式HPになります
- 深大寺の護摩祈願とは
- 深大寺の護摩祈願を年始に受ける際の注意点
- 深大寺の厄除け(護摩祈願)体験談
- 深大寺の厄除け(護摩祈願)の申込方法
- 深大寺の厄除け(護摩祈願)の日程・時間
- 深大寺の護摩札・ご祈願料
- 深大寺の厄除け(護摩祈願)のまとめ
深大寺の護摩祈願とは
深大寺の護摩祈願とは、僧侶が様々な供物を焚き上げ、厄や災いを払い、ご本尊の加護を願う儀式です。
厄除け、家内安全、商売繁盛など、多種に渡るご祈願事を受け付けています。
深大寺の護摩祈願を年始に受ける際の注意点
厄除けで有名な深大寺には、毎年三が日だけでも約20万人の初詣参拝者が訪れます。
そのため、この時期の深大寺(特に、厄除け祈願(護摩祈願)が行われる元三大師堂周辺)には、厄年の方をはじめ、各種ご祈願を受けたい人たちが犇めいています。
まさに、どこを見ても人! 人!! 人!!! 状態です。
そこで、注意する点は3つ!
子どもから目を離さないで!
毎年ご家族と離れ、泣いているお子さんをお見掛けします。
小さなお子さんをお連れになる場合は、絶対にはぐれないよう、必ず手を繋いで歩くようにしましょう。
小さなお子さん連れの際には抱っこ紐推奨!
また、あの人込みをベビーカーやバギーで通り抜けるのは至難の業です。汗
一度バギーで乗り込んだことがありますが(すみません)、人が多すぎて邪魔になるは通り抜けできないはで後悔しかありませんでした。
状況にもよりますが、年始の深大寺へのお出掛けは、極力抱っこ紐の使用を強くおすすめします。
公共交通機関を使おう!
深大寺には駐車場がありません。
「深大寺蕎麦」で有名な深大寺には、周辺にお蕎麦屋さんがたくさんありますが、これらの提携駐車場は大混雑を極めます。
15分ほど離れた場所には神代植物公園の駐車場もありますが、年始にもなるとこちらも大混雑し、車を停めるにはやはり熾烈を極めます。
その上、正月三が日には交通規制がかかるため、年始に深大寺を訪れる際は電車やバスなどの公共交通機関を利用するようにしましょう。
ちなみに、私はこの人込みと混雑に耐えかね、1月中旬以降や平日に時期をずらして訪問するようにしています。
特に平日あれば、周辺駐車場の混雑も収まりつつあるのでおすすめですよ。
深大寺の厄除け(護摩祈願)体験談
幼い頃から東京都内に住む筆者は、厄年になると決まって厄除けで有名な「深大寺」で護摩祈願を受けています。
昔は皆お堂に入れるだけ入り、ぎゅうぎゅうに詰めて床に座るスタイルでしたが、コロナ禍以降は一定間隔に椅子が設けられ、人数制限が設けられての実施に変わりました。
何度受けても思いますが、深大寺の護摩祈祷はある種のアトラクションみたいです(完全に筆者の感想ですのであしからず…)。
実際にその場にいるとわかるのですが、目を閉じ、耳を澄ませ、今この瞬間に意識を集中させると、ある種の瞑想状態に近い状況が生まれます。
そこに、
- お堂内に濛々と立ち込める煙
- チラチラとゆらめく炎
- 腹の底から浄化されるような、全身を揺らす太皷の律動
- 無我の境地に誘われるかのような、僧侶たちの迫力ある読経
が加わると、何とも言えない感覚におちいります。
時には祈願中、胸が詰まり、涙が溢れそうになったこともあるから不思議です。
特に、至近距離で打ち鳴らされる太皷は力強く迫力満点で、ドンドンドンという振動が次から次へと身体中を駆け巡ります。
あまりの迫力に、小さなお子さんの中には怖がる子もいるくらい(筆者の次男がそうでした)。
そして、全てが終わり目を開けると、めちゃくちゃスッッッキリしています!!
まるで、昨年一年間で蓄積された邪が払われたかのように。
身体中から穢れが削がれたかのように。
何故なのかは分かりませんが、とても不思議な感覚になります。
某大人気漫画の炭治郎風に言うと、ぽわ~っとして、じ~んとして、ほんわりする感じ。
これから先何とでもなる。今の私、最強! みたいな。笑
あの感覚は、是非ともご自身で体感して頂きたいです。
その後、僧侶の方のお話(説法)を聞く時間があります。
深大寺の厄除けや元三大師にまつわるお話をはじめ、トレンドを交えたお話なんかも聞けてなかなか面白いですよ。
以上が筆者の、深大寺の厄除け(護摩祈祷)に関する体験談および感想です。
深大寺以外の厄除け祈願を受けたことがないため比較はできませんが、ひとつの参考にして頂けたら嬉しいです。
深大寺の厄除け(護摩祈願)の申込方法
では、この精神が洗われるような厄除け(護摩祈願)はどうすれば受けられるのか。
申込方法をご案内します。
申込用紙に記入
元三大師堂の左手前に「申込記載所」の簡易テントがあります。
そこで、申込用紙に必要事項を記載します。
受付に申込用紙を提出
祈願時間の15分前までに、元三大師堂の左手「受付」に申込用紙を提出。
祈願料を納めます。
※2024年より、当日申込の護摩札への名入れが再開致します。それに伴い、護摩札に名入れのない「願主殿」および「護摩札分身」の取り扱いはなくなりますのでご了承下さい。
堂内の椅子に着席
少なくとも祈願時間の5分前には列に並び、祈願時間が来たら堂内の椅子に着席してご祈願を受けます。
堂内には椅子が100席用意されており、並んだ順に座ることができます。
満席の場合は次の回まで待つ必要があるため、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
※正月期間中の祈願時間は15分ほど、待ち時間を含めても20分ほどで終了予定です。
お札渡し所で護摩札を受け取る
ご祈願が終わったら、本堂横のお札渡し所まで順に進み、ご自身の名入れがされた護摩札を受け取れば終了となります。
※繰り返しになりますが、年始(特に三が日)は深大寺全体がめちゃくちゃ混雑します。当然、元三大師堂周辺もご祈願を受ける人がズラーッと列を成して待機していますので、この期間(1月初旬や土日祝日)にご祈願を受ける際には、なるべく早め早めに行動することを心掛けましょう。
深大寺の厄除け(護摩祈願)の日程・時間
深大寺では毎日ご祈願を受けることができます。
下記祈願時間の15分前までに申し込みを済ませ、5分前にはお堂へ向かいましょう。
なお、ご祈願の所要時間は20分〜40分程です(時期により異なります)。
- 平日:11時/14時
- 土日祝:11時/13時/14時
また、正月期間を含め、下記期間は祈願時間が異なりますのでご注意下さい。
- 正月期間(1月1日~2月2日)
- 節分(2月3日)
- だるま市(3月3日・4日)
この期間は、大体20分~30分間隔で継続してご祈願して下さいます。
2024年正月期間の祈願時間は以下の通りです。
深大寺の護摩札・ご祈願料
番号 | 護摩札のサイズ | ご祈願料 |
---|---|---|
① | 36㎝ | 3,000円 |
② | 40㎝ | 5,000円 |
③ | 46㎝ | 10,000円 |
④ | 52㎝ | 20,000円以上 |
⑤ (交通安全車両用札) |
12㎝ (ステッカー付) |
3,000円 |
ご祈願料は、護摩札のサイズによって変わります。
しかし、ご祈願を受けた方のお手元を見ると、毎年ほとんどの方が36㎝(3,000円)の護摩札を選んでいる印象です。
とは言え、あくまでもご祈願料はお気持ちです。
例えば、
- 前厄・後厄には36㎝(3,000円)の護摩札を
- 本厄には大きめの46㎝(10,000円)の護摩札を
など、ご自身のお気持ちに見合う護摩札を受け取って下さいね。
ちなみに、こちら ↑ が実際に筆者宅に飾ってある36㎝の護摩札です。
大きさも丁度良く風格もあり、なかなかに立派で存在感があります。
我が家の都合上、これ以上大きいサイズだと飾る場所がなくなってしまうため、厄年になると前厄・本厄・後厄に関わらず36㎝の護摩札を飾っています。
ご祈願のおかげか、これまで特に大きな災いに見舞われたこともなく、平穏無事に過ごせていますよ♪
※2024年の護摩札への名入れの再開に伴い、「願主殿」記載の取り扱いはなくなりますのでご留意下さい。
深大寺の厄除け(護摩祈願)のまとめ
ここまで、深大寺の厄除け祈願(護摩祈願)について、筆者の体験談、注意点、申込方法、時間、料金、護摩札について書かせて頂きました。
都内では浅草の浅草寺に次いで2番目に古いお寺と言われる「深大寺」。
古来より厄除け寺として多くの人々に信仰され、愛され、繁栄してきました。
深大寺は、東京にあるとは思えないほど豊かな緑と湧き水に恵まれており、空気がとても澄んでいます。
パワースポットとしても有名な深大寺が多くの人で賑わう理由は、深大寺蕎麦の美味しさや、ゲゲゲの鬼太郎の知名度の高さだけではないでしょう。
深大寺が持つ特有の空気感や、穏やかな佇まいが、自然と人を呼び寄せるのだと筆者は思っています。
2024年、深大寺に訪れる際は、ぜひ厄除け・護摩祈願を受けてみて下さい。
この記事を読んで下さったみなさんが、心身ともにスッキリと、良き新年のスタートをきれることを願っています。
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